最近は旅行が盛んだ。
一時期は不景気で落ち込んでいた旅行者数も最近は右肩上がりだし、2018年には訪日外国人旅行者が3000万人を超えたらしい。当たり前のように旅行にいく現代だけど、日本において旅行が庶民に広がったのはごく最近のこと。たった300年程度の歴史しかないことをご存知でしょうか。旅行が庶民のあいだに広がったのは江戸時代で、基本的に庶民の旅行は禁止、お伊勢参りみたいな参拝のためなら旅行が許されたよう。
庶民の移動が活発になった原因の一つとして、江戸時代は道の整備が進んでいたことがある。整備された道はいろいろあるけれど最も有名なのはやはり東海道。どんなものか調べてみると
1624年(寛永元年)完成。江戸・
日本橋から小田原、駿府、浜松、宮、桑名、草津を経て、京都・ 三条大橋までの五十三次(約490 km)
長いね、長すぎる。490kmってよくわかんないよね、駅までの
といっても、
乗り物を使わない場合はもちろん歩くことになるが、
私はと言うと、「東海道原理主義者です!」
まあ一度に長く歩いたってことで、
それではまず用意するのものを考える。
・履き慣れた靴
・雨具
・防寒着
・五本指ソックス
・安全ピン
・ライター
・絆創膏
・テーピング
以上である。使いどころは後ほど説明する。
東海道と言っても今は街の中心を通っているのでお店はある。
・履き慣れた靴
以上である。
「つい最近靴が壊れちゃってさー」
それでもまだ決心がつかないあなたのために、
・雨具
カッパでも傘でもOK。弱い雨なら傘のが快適。
・防寒着
寒さは心を折ってくる。過剰にあるくらいがよい。
・5本指ソックス
30kmくらい歩くと、足の指の間にマメができる人が多い。5本指ソックスを履いていれば防げるので必須。
・安全ピン
かかとや親指の付け根あたりにマメができる人が多い。そのマメを潰す用。
・ライター
安全ピンでそのままマメを潰すと感染の危険があるので、ライターで炙って消毒してから使う。
・絆創膏
潰したマメの保護用。
・テーピング
数日間歩き続けると足首や膝の関節が炎症を起こす場合がある。激痛で動けなくなるが、テーピングをすればなんとか動けるようになる。やり方は動けなくなってからググろう。
万能の鎮痛剤。最終手段。乱用に注意。効き目が落ちていく。
ほら、これでもう安心でしょう。